神田古本まつりの最終日に思うこと|東京都大田区の古本屋 古書窟揚羽堂

雨天・曇天を繰り返し、初日から中止になってしまった神田古本まつりですが、最終日である本日を、秋晴れで締めくくることができました。

毎年この時期になると、古書の街・神保町がいつも以上に活気づきます。
通りに並ぶワゴン、思い思いに本を手に取る人の姿を見ていると、
やはり本には人を惹きつける力があるのだと感じます。

私自身も、かつてはまつりの空気に背中を押されるようにして、
久しぶりに本棚を整理したり、読まなくなった本を手放したりしていました。
本は、持つ人が変わるたびに新しい意味を帯びていくもの。
長いあいだ眠っていた一冊が、誰かの手に渡ってまたページを開かれる——
そんな循環こそが古本の魅力だと思います。

揚羽堂では、そうした「次に読む人へつなぐ」お手伝いをしています。

神田古本まつりが終わるこの日、本棚を眺めて、もう読まないけれど大切にしてきた本がございましたら、
ぜひ一度ご相談ください。

次の読者へとつなぐお手伝いができましたら幸いです。

古本出張買取ご相談ダイヤル : 0120-915-153

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