先日、遺品整理のご相談で伺ったお宅に、天井まで届く本棚がありました。
お話を伺うと、長年教壇に立たれていたお父様が、少しずつ集めてこられた蔵書だそうです。
「価値があるか分からないし、捨てるのも忍びなくて……」
そうおっしゃりながらも、本棚を前に立ち尽くしてしまい、なかなか整理が進まなかったといいます。
一冊ずつ見ていくうちに、当時の研究テーマや書き込みの跡が見え、
「父がどんなことを考えていたのか、少し分かった気がします」と話されたのが印象的でした。
ご家族が残された本、長年集めてこられた蔵書。
遺品整理や蔵書整理の中でも、「本の扱い」は特に悩まれることが多い分野です。
・量が多くて手が付けられない
・捨ててしまうのは気が引ける
・価値があるのか分からない
・どこに相談すればいいのか分からない
そのような時、古本屋による出張買取という選択肢があることを知っていただければと思います。
【遺品整理における「本」の問題】
遺品整理では、家具や家電と違い、本は一冊一冊に、時間や思いが込められていることが少なくありません。
特に、以下のような本は、見た目からは分からない価値を持つ場合があります。
・古い文学書
・思想・哲学・宗教関係の本
・美術書・展覧会図録
・学術書・専門書
・郷土史・民俗学関連書
日焼けや経年による傷みがあっても、それだけで判断できないのが古本の世界です。
蔵書整理は「まとめて」ご相談ください
研究者の方、教員の方、読書家の方の蔵書整理では、数百冊から、場合によっては数千冊に及ぶことも珍しくありません。
このような場合は、ご自宅へ伺い、全体を拝見した上で判断できる出張買取が適しています。
・本棚に並んだ状態のまま確認
・ジャンルごとの傾向を把握
・市場価値を踏まえた査定
遺品整理だからこそ、「早さ」よりも「納得」を大切にしたいと考えています。
【無理に売らなくても大丈夫です】
古本出張買取のご相談をいただいたからといって、
必ず売らなければならない、ということはありません。
・買取できる本
・お返しした方がよい本
・他の方法をご提案した方がよいケース
状況に応じて、正直にお話しします。
「まずは見てほしい」「少し相談したい」という段階でも構いません。
遺品整理・蔵書整理の古本買取の流れ
お問い合わせ(メールフォーム または お電話)
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本のジャンル・量・地域をお知らせください
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出張可能かどうかをご案内
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ご自宅へ伺い、その場で査定
【本を次に生かすために】
遺品整理や蔵書整理は、単なる「片付け」ではなく、本の行き先を考える作業でもあります。
大切にされてきた本を、また誰かの手に渡る形で生かす。そのお手伝いができれば幸いです。
遺品整理・蔵書整理での
古本買取をご検討の際は、
どうぞお気軽にご相談ください。
古本買取ご相談専用ダイヤル
0120-915-153





